こんにちは♪
幕張のCoccole音楽教室の代表、サックス講師の鈴木博子です。
本日4/21の幕張は曇りです。夜から雨が降り始めて、明日は一日雨のようです。
さて、今日のテーマは「音の長さを理解する」
レッスンの際に
「ここの音の長さがわかりません」
とよく質問されることがあるので、理解するための手順をまとめてみました。
1.音符・休符の種類と長さを理解する
代表的な音符と休符の種類、そして4分音符が1拍の単位の時の長さを表したものです。同じ列にある、全音符と全休符、2分音符と2分音符…がそれぞれ同じ長さになります。
休符をお休みと捉えて意識飛んでしまう方がいらっしゃるのですが、休符も大事なリズムのパーツです。音符と一緒に覚えてしまいましょう。
2.曲の拍子を確認する
演奏する曲が何分の何拍子なのかを確認しましょう。
拍子とは、拍の集まりをグループ化したものです。楽譜に書くときは、グループ化したものを小節としてひとまとまりにします。
分母は1拍の単位、分子は1小節の中に何拍入っているのか、
を表しています。
最も多く使われているのは、4/4拍子なのでそれで説明すると、
4分音符が1小節の中に4つ入っていて、それがグループになっています。
1,2,3,4,1,2,3,4….と数えていきます。
3.テンポの中でそれぞれの音符・休符の長さを理解する
次にテンポを確認しましょう。
音符と休符は単なるパーツの一つ。それだけでは長さは分かりません。
テンポの指示があって初めて長さが決まります。
2で説明した拍子とも関わっているのですが、
1拍の単位でテンポを表していることが一番多く、
♩=120
などと曲の最初に書かれています。
これは、4分音符が1分間に120回入る速さ。
1秒が1分間に60回なので、丁度倍の速さになります。
つまり、カウントの1,2,3,4は4分音符の速さということです。
1拍の単位が4分音符ではない場合もありますので、必ず確認しましょう。
1拍のの速さが分かったら、あとは、書かれている音符が何拍分の長さなのか、もしくは1/2、もしくは1/4の長さなのかが分かってくると思います。
そして、各々の音符の長さが理解出来てきたら、実際のメロディーを
4.曲を聴きながら楽譜を見る
もし楽譜の音源があるなら、聴きながら確認しましょう。
これは楽譜に付随した音源でなければ意味がありませんので、必ず手に入るわけではないと思います。
もし音源があるなら、楽譜を見ながら歌ったりすることもとても良い練習になります。
5.繰り返し練習して感覚を掴む
実際に、何度も繰り返し練習をして、感覚を掴んでいきましょう!
まずは、一つ一つの音の長さを理解して練習することが大切ですので、焦らずに一つ一つ丁寧に意識しながら練習しましょう!
以上が音の長さを理解する手順となります。
ご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせから質問してくださいね!