こんにちは♪
幕張の大人のサックス教室coccole音楽教室の代表、サックス講師の鈴木博子です。
サックスの上達に必要なことについて、前回は「正しい姿勢」について書きました↓
今日は、2番目の「呼吸法」について書いていきます。
サックスを演奏する上で、正しい呼吸法は非常に重要です。
適切な呼吸法を身につけることによって、演奏の質を向上させることができます。
そのためにも姿勢を作っておきましょう!
正しい呼吸法には、いくつかのポイントがあります。
普段、私たちは胸式呼吸といって胸で呼吸をしていますが、楽器を吹くときは「腹式呼吸を使う」と聞いたことがあると思います。
腹式呼吸とは、腹部を膨らませるように息を吸い込む呼吸法のことです。
この腹式呼吸によって、より多くの空気を取り入れることができ、音の持続力や音量をコントロールすることができます。
そして、更に呼吸をたくさん使えるようにするために、私は胸式呼吸も合わせて使う全式呼吸を推奨します。
まずは深くお腹に息を入れ、更に胸も開いていきます。
この時に鼻からではなく、口から吸うようにしましょう。
サックスを吹く時も鼻からではなく、口から吸うようになります。
息を深く吸うことが最初は難しいという方は、まず息を吐くことから始めてみましょう。
吐いて吐いて、吐ききると自然に息が入ってきます。
深く息を吸うことが出来たら、今度は吐いていきます。
吐き出す際に一気に息を吐き出すと、音が乱れたり息切れを起こしたりすることがあります。
息を吐き出す際には、ゆっくりと息を抜きながら音を出すように心がけましょう。
そのために下腹にグッと力を入れて息をささえます。
これによって、音の安定感や滑らかさを向上させることができます。
さらに、呼吸のリズムにも注意が必要です。
管楽器を演奏する際には、音楽のリズムに合わせて呼吸をする必要があります。
音符の長さや休符の間に合わせて呼吸をすることで、音楽的な表現をより豊かにすることができます。
リズムに合わせて呼吸することは、練習段階から意識して取り組むことが大切です。
はじめは、楽器を持たずに呼吸だけを意識して練習してみると良いでしょう。
次回は、「3.音程」について書いていきます♪
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!